2012-01-01から1年間の記事一覧

自分の仕事に誇りと愛着を

DSC05994 / shi_k世の中で美しいものといえばいろいろとありますが、私は自分の仕事に自信と誇りをもっている人を見るとき一番美しいと感じます。ウデはあっても自分の仕事に誇りが持てない人は気の毒としかいいようがありません。職業をたずねてみても○○業…

他人の悪口をいわない

PhoTones Works #133 / PhoTones_TAKUMA人のしたよいことはなかなか伝わらないのに、悪いことをしたら、口伝えでどんどん広まってしまいます。このことを悪事千里を走るなんていいます。だれでも失敗はあります。本人が後悔しているのにウワサが流れる、また…

一人では生きられない

200連凧 / wtnb75t私たちは多くの人との関わり合いの中で生きています。決して一人だけでは生きられません。いくら威勢のいい絵をつけた凧であろうと凧は自分自身の力では空を飛べません。凧は風があるから上がり、風によってはじめて凧は凧となるのです。凧…

智仁勇

DSCN0867 / chientai of tatu 私は日頃の行動の基本姿勢として三つの信念を持ち、それを心がけています。「智」「仁」「勇」の三つです。「智」とはすなわち智恵です。ものごとを理解し、是非・善悪を弁別することです。ただ知識として知るというだけではあ…

微笑みの法則

笑顔 / iandeth仕事をするにあたって明るい印象をお客様に与える方がよいのは当然です。その点についてみなさん自分のことをよく考えてみたことがありますか。自分はお客様にどのような印象を与えているのかということをです。中には、どうせ私は生まれつき…

現代を生きる

#32 EPSON HSV-010 [IMG_2385] / taka_suzuki世はスピード時代です。社会の変化はめまぐるしく、現代の1年は古代エジプトの1500年に、また江戸時代の150年に相当するとさえいわれています。この変化の速い時代に生まれ、育ったわれわれとしては、現代をどう…

聞くは一時の恥

会場からの質問 / OpenCU古いことわざに「聞くは一時の恥、知らざるは一生の恥」というのがあります。こんな簡単なことを聞いては恥ずかしい、先輩に聞くと「そんなことも知らないのか」と言われそうだ、自分の平素の努力の足りないことを自ら表現するような…

わが身のことは人に問え

岡目八目という言葉があります。たしかに碁や将棋をそばで見ていると本人は夢中になってしまって局部的な見方でしか見ていないけれど盤を離れて見る立場では全体的、多面的によく見えるものです。逆からいうと「人の事は目に見ゆるわが身の事は人に問え」の…

昨日の淵は今日の瀬

「昨日の淵は今日の瀬」という言葉があります。 淵とは川の水がよどんで深くなっているところ。瀬とは水深が浅く、流れの速いところです。すなわち、世の中の移り変りの速さを表わした言葉です。一年ぶりぐらいで、昔住んでた街に来てみるとその変りようにび…

組織を動かす人間に

よく企業を動かすのは、人、モノ、金の三つだといわれます。この三つがバランスよくそろって企業は運営されるわけです。この中で一番、動かすのがむずかしいのは人でしょう。人は本来拘束されることを好みません。自由でありたいのはだれしも望むことです。…

俺が抜ければ会社が動かない

作家の藤本義一さんが次のようなことを書いていました。現代企業を機械にたとえ、自分はその中の一つの歯車に過ぎないと嘆く若者がいる。甘ったれてはいけない。歯車が一つ欠ければたいていの機械は止まってしまう。そんな若者が一人や二人欠けたって企業は…

みこしを担ぐ確かな手応えを

企業はおみこしだとよくいわれます。みんなが協力し合い、担ぎ、威勢のいいかけ声と共に目標に向かっていく姿をたとえたものです。全員で担ぐ、それがみこしです。ですがよく見ると中ほどにぶら下がっている人もいます。現在は省力化、減量経営の時代です。…

良書は最良の友

「人、一生、一万冊」とは二宮尊徳、福沢諭吉、森村市左衛門等多くの先人達のことばですが、実際読み上げられる人がどのくらいいるでしょう。毎日一冊読み切るとして一年で三百六十五冊、全部で二十七年余はかかるわけです。その道の学者ならいざ知らず、私…

新しい行動をとり入れよう

自分ではなかなかセンスがあると思っていても他人の目から見たらヤボにしか映らないということもあります。私もつい先日、自分で選んだ新調のネクタイをかけて出社したとき、自分ではなかなかのセンスだと思って周りの人の反応を見ていたのですが、どうも気…

立ち止まって自分を振り返ってみよう

反省することは進歩につながります。自分の日常の行為、行動を一か月に一回でも、あるいは一年に一回でも、じっくりふり返り、よく見つめてみることです。日常生活がワンパターン化していることも発見できるし、ムダ、ムリ、ムラの非合理性を見出すこともあ…

機会は二度ドアをノックしない

今日一日はたいへん忙しかった。とてもつかれた。眠い。働く日々にはこうしたことはよくありますが、眠いから寝るでは一日がただなんとなく終わってしまいます。寝る前の五分間でいいから今日一日をふり返ってみてはどうでしょうか。多忙であった一日こそ充…

一期一会

千利休と北の湖茶道の千利休は「茶の交会は、一期一会といいて、たとえば幾たび同じ主客と交会するも今日の会に再びかえらざることを思えば、実にわれ一世一度の会なり」と茶の心を教えています。北の湖は十九回目の優勝のときのインタビューの中で「次の優…

固定した考えを変えてみよう

金曜もラッシュの中、出勤してきましたが、考えてみると、私は中央線国分寺駅から神田まで約一時間、朝の通勤電車で十年間坐れたという記憶がありません。帰りにはたまには坐れるのですが、今朝はそのことを考えながら、いつものように満員電車にもまれてい…

日のあるうちにはたらけ

今日できることを明日にのばすな「日のあるうちにはたらけ」ということわざがありますが、その意味は人間生きているうちに心残りのないよう、やるべきことはきちんとやっておけということです。後で悔いのないようにしようということですね。これは一生とい…

人のふり見てわがふり直せ

返事はハッキリと先日乗ったタクシーの運転手は行先を告げるなりだまってスタートしました。この不愉快な経験はみなさんあると思います。わかったのか、わからないのか、はいでもうんでもないのです。私は仕事上よくタクシーを利用する方ですが、こんな場合…

多方面の人々との交流を

名刺をバラまけ本州製紙の会長だった故田辺武次さんが社長時代に若い人を集めて、「君たち、若いうち、二十代、三十代は名刺をバラまきなさい。そして四十代になったら回収を始めなさい」と言われたそうです。みなさん、この真意がわかりますか?若いうちに…