新しい行動をとり入れよう

自分ではなかなかセンスがあると思っていても他人の目から見たらヤボにしか映らないということもあります。

私もつい先日、自分で選んだ新調のネクタイをかけて出社したとき、自分ではなかなかのセンスだと思って周りの人の反応を見ていたのですが、どうも気づいてさえくれないようなのでガッカリしたことがあります。

こういうとき、どう考えるか。

だれも自分のセンスのよさがわからないと考えるか、それとも、人により年代により感覚は違ってくるものなんだ、もっと幅広い感覚を身につけなければ、と考えるか。

たとえば、ネクタイ一本買うときに、若い友人とか奥さんや恋人を伴ってみたらどうでしょうか。彼らの新鮮な感覚がわかって勉強になると思います。

服装のセンスに限らず、自分がとらえている自分自身は一面的なもので、他人の目からどう見えるかわかりません。いつしか現在の自分に満足し、同じ行動をくり返すことになります。

そういう自分が周囲の中で何の抵抗もなく受け入れられていれば別ですが、いつしか、周囲の環境にそぐわなくなったり、人と衝突することもあります。自己中心的になった証拠です。

そういうときに大切なのが、自分らしくない行動や感覚を受け入れてみることです。

マンネリ、ワンパターンからの脱出を願うなら、いったん自分を捨てて新たな視点を見つけてみることです。たえず自分を見つめ、脱皮する時期を逃さないようにしてください。