後悔しない正しい判断を

私たちは後になって反省することが多々あります。ああしておけば、ああ手を打っておけばなど後悔先に立たずですが、そのときには最善策はなかなか考えつかないもの。

またそのときはそれが一番よいと思っている場合もあります。

ある男が車で山道を走っていたら熊に出合い、彼は車からおりて素手で熊に立ち向かったのです。男は熊にかまれて重傷を負いました。

後で友人がその男に、何であんなムチャをしたのかと聞いたら、男はそのときはそれが一番いいと思ったのだと答えたそうです。

いざというときに正しい判断を下すことほどむずかしいことはありません。ふだんの訓練のつみ重ねが必要なゆえんです。