計画の立て方・実行のし方

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われわれは、日、週、月、年と単位をくぎって目標を定め、計画を立てます。

そして、日々その計画とにらみあわせて、実績をチェックしていくわけです。

ですが、不思議なことに、必ず計画は実行に比して、早め、高め、多めであるようです。

これは、計画を立てるときに作成の期待が乗り移ってしまうからでしょう。

そのうち計画を立てるのもムダということになり、計画表はつくってもしまっておくだけということになりかねません。

ここでみなさんに実行しやすい計画の立て方のヒントを二、三お教えしましょう。

ひとつは、計画の内容を二つに区切って考えるということです。

それは手順の計画と時間の計画の二つです。

目標を決めたら、いったん時間のことを無視して必要な手順を考え、紙に書いていきます。

もれがないか確かめたら、次は手順の一つひとつに時間を割りふっていきます。

これに三日、これに一日という具合に割りふれたら、次はこれを実際のカレンダーに当てはめていくわけです。

そこで、目標日に合わせて割りふった時間をむりがきくものは縮めたり、余裕あるものは伸ばしたりするわけです。

もう一つは、中間目標、中間締切りを置くということです。

最終目標・締切りだけだと、直前になってあわて出し、突貫工事になるのです。

そこで、中間目標・締切りを設けておけば、直前になってあわてだすことも二分、三分され、よりスムーズに最終目標に到達できるというわけです。