日のあるうちにはたらけ


今日できることを明日にのばすな

「日のあるうちにはたらけ」ということわざがありますが、その意味は人間生きているうちに心残りのないよう、やるべきことはきちんとやっておけということです。

後で悔いのないようにしようということですね。これは一生ということだけではなく、毎日の中でもいえることです。

今日やれることは明日にのばすなともいいます。こうしなければいけないなと思うことがあればその日のうちにすませておくことです。

たとえばあの人への不義理を早くわびておかればとか、何々の件について連絡しておこうとか、あの本を買って読破しようとか、日常、心にひっかかることがいろいろあるものですが、それを一日のばしにしないで、即実行するのが一番いいわけです。

今日来た手紙はすぐその日のうちに返事を出す。あの人に会わなければならないとか、○○さんに伝えなければならないというようなときはすぐ実行することです。

簡単なことなのに実はなかなか実行がむずかしいものなのです。後でやろう、明日すればいいやと気をゆるめて、そのうち忘れてしまい、大事を招くことがよくあります。

とくに大切なのは人間関係です。お礼、おわび、あいさつなどハガキ一枚、電話一本でも、思ったときにすぐ実行することです。「覆水盆に返らず」なんてことにならないように、気づいたときが即実行と心がけましょう。即実行、今日の一針明日の十針