昨日の淵は今日の瀬

「昨日の淵は今日の瀬」という言葉があります。
淵とは川の水がよどんで深くなっているところ。瀬とは水深が浅く、流れの速いところです。

すなわち、世の中の移り変りの速さを表わした言葉です。

一年ぶりぐらいで、昔住んでた街に来てみるとその変りようにびっくりすることがあります。人の浮き沈みもまた同じです。何年ぶりかで同窓会をやれば、「あんなに元気だったやつが……」とか「あいつは学生時代は全然めだたない鈍才だと思っていたが、今や……」とかいう感慨を抱かせる人が必ずいます。

変化は世の常。みなさんも明日はわが身とならないよう健康にだけは気をつけてください。