手帳・カードの使い方

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photo by Chiot's Run

外でいろんな人に会ったり、会社のだれかれと打合せをしたりするときに、私たちはいろんな約束をします。

何月何日何時、どこで……という具合です。

そのときは確かに頭の中にたたき込んでおいた、とかあとで一人になって手帳に書きこもうと思った、とかよくあります。

でも私たちの記憶は実にあいまいなものです。

そのあとまた違う人に何人も会ったということになれば忘れることもあります。

あわてて電話で確かめるということにもなります。

そこでみなさんにすすめたいのが、手帳やカード類の活用です。

実は私の毎朝の朝礼もいろんなネタをテレビ、新聞、ラジオ、街角の会話などから仕入れ、それを片つばしからカードにメモするということから可能になっています。

場合によっては新聞の切り抜きなどを手帳にクリップでとめておくこともあります。

たとえば班長会議などでも発言の趣旨を発言者の名前と一緒に自分用のメモにとっておくと、技術資料、作業標準などを血のかよったものにすることができます。

私もそうでしたが、なかなかこういうことは面倒なものです。

それに人前でメモをとるのは意外と勇気がいります。

でも、工夫して自分用の様式を考えだし、要点をメモするクセをつけてしまえば、こっちのもの。

竹村健一氏のように、小さな手帳一冊で仕事をこなしているという人もいます。

膨大な資料は持っているだけでは何にもなりません。

自分のものにする工夫をしてください。