電話のかけ方・受け方

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話の受け方一つでその会社のレベルがわかるといいます。

基本的な挨拶はともかく、相手の用向きも確かめず、「担当者が席をはずしているのでわかりません」とか帰社時間すらわからないというような返事をよく耳にします。

相手がどんな気持で受話器を持っているのかを考えるとき、また自分が相手からそのような応答を受けたときを思うと、失礼な返事はできないはずです。

同じ職場で働いている仲間が知らないでは困りますし、行先も知らせないで出かけるのも困りものです。

お互いに知らせる、知ってもらう努力が必要です。

人手不足だからこそ、お互いの助け合いが必要です。

お客様に迷惑をかけないよう、仲間同士で常に情報交換をはかってください。

たった一回のまずい応答から一千万円の取引のキャンセルにあった事例があるのですから。

不思議なもので、電話では相手の顔も周りの様子も見えないにもかかわらず、相手の表情や感情まで手にとるようにわかるものです。

口先だけのていねいな言葉はすぐにわかります。

よく受話器を持って頭を下げている人がいますが、あれは正しい電話のかけ方・受け方なのです。

服装や髪型ばかりでなく電話での話のし方にも十分気をつけるようにしてください。

電話をかけるときも受けるときも先にこちらの会社名や名前を名のる。

電話を受けたとき、受信者が留守であったら、用件をメモするなどして必ず伝えることを励行してください。