言葉づかいへの注意
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私たちはふだん言葉をコミュニケーションの一つの手段として仕事をし、生活をおくっています。
自分の口から出た何気ない一言が、相手を激怒させることもしばしばあります。
人間は感情の動物ですから、言った本人に他意がなくても、受けとる側の神経をさかなでしてしまうのです。
「そんな意味で言ったんじゃない」と弁解しても始まりません。
言葉は魔物であると言われるのは、正にこのことでしょう。
もし相手がむしゃくしゃしているときであれば、ふだんは気にもとめない言葉でも気に障りますし、何かに悩んでいるときなら、微妙な一三アンスの言葉でも悪く受けとられてしまいます。
誠に始末におえません。
しかしどんなときでも、丁重な言葉づかい、包容力のある言葉を使うことが必要です。
「言葉は心の使隆といって、人の心を表現する使いが言葉なのです。
表現され外に現われた言葉を聞けば、その人が徳の高い人か低い人か、すぐわかってしまいます。
相手の立場にたって話すこととこのルールをいつも忘れずに相手と接することが大切なのです。
ビジネスは交渉であり折衝です。
ビジネスで勝利をおさめるには、一にかかって相手との心の交流に他なりません。
この手段となるのが言葉づかいなのです。
言葉を上手に正しく使いましょう。
これは言うは易く行なうは難しです。
つれ日頃から努力いたしましょう。