世代間の理解と対話を

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photo by Stuck in Customs

忘年会の席などで古い歌やましてや小唄などがとびだすと若いあなた方がシラけているのがわかります。

たしかに場にそぐわないと思われると思いますが、その人にとっては十八番で、自分のもっとも得意なものを披露しているのですから真剣です。

宴会の席はお得意様同席もあれば上役先輩同席もあり、年代もまちまちであるわけですから、それぞれの世代にそれぞれの歌があるのは当然といえます。

もっとも、もしカラオケバーで謡曲をやり出したとしたらそれは場違いといえるでしょう。

私たちの職場もこうしたいろいろな世代の人人で構成され、さらに価値観もバラバラです。

でも求める目標は共通である以上、共に理解し合っていかなければなりません。

そのためには、お互いに理解しあうための努力が必要です。

世代が違う両者、たとえば親と子とか大先輩と後誰とかの対話中、よく古い話が事例として出てきたり、体験談を聞かされたりします。

そうした折に若い方々はただ古いな、おくれてるなと否定しないでほしいと思います。

古いということは悪いということでも駄目なことでもありません。

古い時代に奮闘した人々の古い話でも、後にいつまでも自分の人生訓となる教えもあり、今の自分の考え方、生き方が間違っていたと教えられることもあるのです。