一人ひとりが一所懸命
photo by dalobeee
現代は自由参加社会です。自分の好みや、将来への希望やら、あるいは家庭事情によって自分の職業を選べるのです。それだけに、いったん会社や組織に参加したら持てる力を十分発揮して全力を尽すことが大切です。
何となく参加したという考えの人はいまここで心を入れかえてください。ここは自分の会社です。自分の働きによって給料をもらうところです。
適当にとか、安易にとか考えているのでは自分の分を果たしていないだけでなく一所懸命に働く人にとって迷惑です。景気はみんなの力で創り出すものです。
みんなの努力が実るとき会社が成り立ち、みなさんも収入をより多く得られるのです。
ですがこの景気というものは、みんなが懸命に働き、経営にあやまりがなくても世の中の経済情勢や、業界の浮き沈みで、よくもなれば悪くもなるといった変動が避けられません。
会社や業界の景気が悪くなったとき、甘い考えの人、目先の欲だけで考えている人、仕事に信念のない人は他の景気のよい会社や業界へ移りたい気持を抱くでしょう。
そこには景気の変動はないと思うのでしょう。いつも好景気に見えることもあるでしょう。しかしすべての業界、企業にはこの変動はつきものです。
気持がフワフワしていたのではどこへ行っても大成することは無理だと思います。一所懸命とは自分の領域をしっかりと守るという意味なのです。
苦しいときに耐え、その経験を生かして次に備える強い信念をみんなで持つ、それが参加社会のルールです