訪問者に対するエチケットの大切さ

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先日、ある会社を訪問したときのことです。

その会社の常務さんと午後二時に面会の約束をしていました。

約束の時間の五分前に到着すると、受付嬢は一礼のもと「○○様でいらっしやいますね。常務がお待ち申しておりました」と明るい声で迎えてくれました。

 

さらにエレベーターまで案内し「六階まで恐れいります」とボタンを押してドアの外で一礼。

六階についてドアがあくと別の女性が応接室へ案内してくれました。

通された応接室にはすでに常務さんが待っていてくれたのです。

約束していて、時間通りに訪問しても、待たされるのがふつうなので私はびっくりするやら、感心してしまいました。

私たちの会社も毎日多くのお客様が見えます。

五分や十分お待たせすることもまれではありません。

はなはだしい場合には、約束を忘れてしまって、他のお客様の相手をしていたり、外出してしまったりすることもあります。

それだけに、この会社の受付への来客連絡の徹底、明るい応対、礼儀、そして先方様の態度、社内を通り抜けるときの社員の方の目礼のしかたなどは反省とともに感銘をうけました。

こういうことは一朝一夕に身につくというものではありません。

ふだんからの経営者の社員に対する教育、そしてなによりも社員一人ひとりの企業人としての心がまえ、自覚があれぱこそでしょう。

全員がそうなったとき、社内全体が緊張の中にも活発さあふれる状態になれるのでしょう。

photo by R E M I B R I D O T