実用文の書き方

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芸術文章は風景画のようなものである。実用文は地図のようなものである(幸田露伴)

 

文章の表現法について二通りの方法があると露伴は言っているのです。

風景画は画面いつぱいに霧が立ちこめていてまわりの情景がはっきりしていなくても差し支えないし、山の高さや川の幅が何メートルかわかる必要もありません。

要は見る人に感動を与えればいいのです。

しかし、地図は別に感動はいりません。

ただ距離は何キロか、徒歩で何時間かかるのかが明確にわからなければならないのです。

日常の企画書、報告書、日報など意味をよく考えて記述するよう心掛けましょう。